そのまんま英語

場面で学ぶ実践英語

初めての海外、だが発音が全く聞き取れない

初めての海外訪問国はイギリスだった。イギリスを選んだのはたまたま大学でイギリス社会について勉強していたから、実際に見てみたかった。早朝に着いたので朝食でマクドナルドに入った。何を注文したかは記憶に定かではないが、はっきりと覚えているのは、お金を払うときに店員が僕に話した英語が全く理解できないことだった。

耳に聞こえたのは「イーチャー」というような音。「また頭の中でぐるぐる知識が回る。"each year"のことかな?しかし、なんでここで年の話がでるんだろー??」と不可思議な顔で立っていると、相手はジェスチャーで返してきた。じっと見ると「この店」と言おうとしているようだ。「あっそうだ!!"eat here"のことかっ!!」と分かった。到着早々ハラハラの連続だが、分かると嬉しい。

同時に日本の学校の英語教育の限界みたいなものを感じた。日本では読み書きに特化していて正しい発音は教えてくれない。あえて言えば「イートヒア」とカナカナで言える発音で教えられた。でも実際の発音はそれとは程遠いことを思い知らされた場面だった。